メルセデスGPのニコ・ロズベルグは、モナコGPフリー走行3回目で3周を周回したものの、クラッシュのためタイムを計測することなく最下位に。予選では、1分15秒766を記録して8番手になったが、7番手タイムを記録したルイス・ハミルトン(マクラーレン)がシケインのショートカットでタイムを抹消されたため、ロズベルグが7番手に繰り上がった。
ニコ・ロズベルグ
「午前中の事故後、チームのみんなが見せてくれた態度には、とても感謝している。午前中に僕は、ちょっとしたミスをしてクルマのコントロールを失っていたんだけど、僕がガレージに戻ってきたとき、誰も怒っていなかったんだ。みんな僕のところへやってきて、予選に向けて頑張るぞ! って言ってくれた」
「Q3はちょっとやりにくかったね。僕にとっては最悪なタイミングで赤旗が出たんだ。僕たちがコースへ出たとき、タイヤをきちんと機能していなかったから、速いタイムを出すことは不可能だった。それでも、難しい状況になった中でQ3へ進出できたことには満足しているよ」
「それに、セルジオ(ペレス/ザウバー)の回復を心から願っている。あんなに大きな事故だったのに、彼が無事だと聞いて僕たちも安心したよ」