ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が、フェラーリで実権を握り、チームを率いているのはドライバーのフェルナンド・アロンソだと語った。
2005年と2006年に2年連続でF1チャンピオンとなったアロンソは、昨年にフェラーリへ加入。フェラーリでの1年目である昨年から、チームメートのフェリペ・マッサを上回る活躍を見せ、実質的なチームリーダーはアロンソだとの見方が広がっている。
また、アロンソは現役F1ドライバーで「最強のドライバー」と評されることが多いが、アロンソの母国スペインの『El Pais(エル・パイス)』紙から、誰がF1で最高のドライバーなのか質問されたハミルトンは、次のように答えた。
「ドライバーなら、みんな自分が最高だと思っているよ。2位で満足しない限りは、自分が最高だと思っているべきなんだ」
「アロンソ、ベッテル(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)、そして僕が13歳のころから知っているロズベルグ(ニコ・ロズベルグ/メルセデスGP)。彼(ロズベルグ)は、いつブレイクしてもおかしくない」
「セバスチャンは、レッドブルで最高な時期を過ごしているし、大きな自信をつけた」
「フェルナンドは、才能がものすごい。それに、チームから完全な支援を得ている。チーム全体が彼をサポートして、彼に従っているんだ。フェラーリを率いているのは彼だよ」
「それがいいとか、悪いとか言っているんじゃない。それが彼らの選んだ道なんだよ」