ルイス・ハミルトン「チームに対して申し訳ない」

2011年06月13日(月)

マクラーレンのルイス・ハミルトンは、5番手からカナダGPをスタートしたものの、チームメートであるジェンソン・バトンと接触してリタイアした。

ルイス・ハミルトン
「まず、ジェンソンを心から祝福しないとね。彼は素晴らしいレースを戦ったし、この勝利にふさわしいよ。見事なパフォーマンスだったし、彼は最高なドライバーだね。そして、チームに対して申し訳なく思っている。みんな、今週末は懸命に働いてくれていて、今日は2台でポイントを獲得することが可能だった」

「スタートからとても難しいコンディションだったけど、かなりのグリップを得ていたし、クルマをコース上にとどめるため、全力で戦っていた。レースでの僕のペースはかなりよかったと思う。それに、何も問題はなかったよ」

「1コーナーに向けて、マーク(ウェバー/レッドブル)が少し早めにブレーキングをして、彼と接触した。彼は僕にスペースを空けてくれていたけど、僕は内側の縁石に当たってしまい、アンダーステアが出て彼に接触したんだ。その後、僕は反撃を開始した」

「ジェンソンの後ろになったんだけど、最終シケインで彼はブレーキを遅らせすぎてしまい、立ち上がりが悪くなったんだ。それで僕は彼に接近できた。ホームストレートを走りながら、僕は彼に並びかけていると思ったんだけど、彼には僕が見えなかったのかもしれないね。彼が横へ寄り続けていったんだ。僕は行き場がなくなってしまい、壁に当たった」

「もちろん、彼がわざとやったなんて思っていない。ジェンソンのことはよく知っているし、彼はそんなことやるヤツじゃないよ。彼はナイスガイだからね。だから、これからは次のレース、そしてこの先のシーズンに向けて集中するよ」

「バレンシア(ヨーロッパGP/26日決勝)では、トラブルを避けるため、もう少し上位で予選を終えたいね。でも、レースでのペースはいいから、バレンシアでいい走りをしたい」

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