セバスチャン・ベッテル「バトンが簡単に僕を抜いていった」

2011年06月13日(月)

レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、ポールポジションからカナダGPをスタートして2位になった。

セバスチャン・ベッテル
「もちろんガッカリしているよ。スタートからゴールまで、とても難しいレースだったと思うけど、僕たちは全ラップでトップを走っていた。最後の1周以外はね。最後にセーフティカーが解除されてトップを走っているとき、僕は守りに入りすぎていたのかもしれない。後続との差を十分に広げず、差を保とうとしていたんだ」

「そしたらジェンソン(バトン/マクラーレン)が上がってきた。僕も攻めていて、最後まで守りきれると思ったんだけど、ご存じのように、僕がミスをして守りきれなかった。責任は僕にあるよ。リアが少しロックしたんだ。そういったときには少しまっすぐ行かないといけないんだけど、走行ラインは1本しかなかったから、路面のぬれている部分に行ってしまい、彼が簡単に僕を抜いていった」

「でも、今日はいい1日だったよ。とてもミスをしやすい状態だったし、完走できなかったクルマも多い。だから、ポイントを獲得することができてよかった。とは言っても、ほぼ手中にあったものを逃してしまうと、うれしくはないよね。それでも、全体的に見れば、僕たちにとってはいいレースだったと思う」

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