ロータス・ルノーGPのニック・ハイドフェルドは、ヨーロッパGPフリー走行3回目で15周を周回して、ベストタイムは1分39秒113で10番手。予選では、Q3まで進出したものの、Q3ではタイムを計測せず、9番手となった。
ニック・ハイドフェルド
「3回目のフリー走行で、いくつかセットアップ変更を試していたんだ。大きな問題もなく、予定通りにいったよ。予選では、Q1が期待していたように順調ではなかった。タイヤを節約するため、1回しか走らない予定だったんだけどね。残念なことに、計測ラップで前をふさがれて減速を強いられたから、タイムを更新するため、予定していた以上に走らなきゃいけなかった」
「Q2は問題なかったんだけど、次へ進出するためには、タイムを更新する必要があった。だから、新品のソフト側タイヤでもう一度走ったんだ。そして9番手になり、トップ10へ入ることに成功したよ」
「そしてQ3では、スーティル(エイドリアン・スーティル/フォース・インディア)がタイム計測をしないことが分かったから、ピットへ戻ったのは正しい判断だった。前にいるクルマは、かなり速いタイムを記録していたからね。もちろん、クルマの中でピットインするように指示されたら、もっと走りたいと思うものだよ」
「でも、タイヤを節約することができたから、正しい判断だった。9番手や11番手以上の結果を狙っているけど、現実的に考えれば、今日のペースを考えてみると、これが限界だったんだろうね。明日にいいレースを戦えるよう願っているよ」