ブルーノ・セナ(ロータス・ルノーGP)は今週末、名高いモンツァ・サーキットで開催されるイタリアGPに、よりリラックスした気持ちで臨むことができることになった。
セナは先日行われたベルギーGPでF1レース復帰を果たしたが、ニック・ハイドフェルドがこれに対して提訴を行ったため、イタリアGP以降は再びハイドフェルドがレースに出走することとなるのかどうか、裁判所の判断を待たなくてはならなかった。
しかし、その後ロータス・ルノーGPがハイドフェルドとの間で金銭的な和解に至ったことを受け、セナがビタリー・ペトロフのチームメートとして、今シーズンの残りのレース全てに出走することが確定した。
セナはブラジルの『Agencia Estado(アジェンシア・エスタド)』に、ハイドフェルドの件によってベルギーGPでは不安感でいっぱいだったとし、次のようにその心情を吐露している。
「レース結果に対してのプレッシャーは主に自分自身で負うものだけど、でも今回の(ハイドフェルドとの和解に関する)発表は少なくとも、次に何が起きるかわからない、という不安な気持ちを和らげてくれる。うれしいことだよ。だって、次のレースでは、もっと思いきって攻めることができるってことだからね」