ミハエル・シューマッハを打ち負かしたわけではないとニコ・ロズベルグ

2011年07月31日(日)

今週末のハンガリーGPでF1参戦100戦目を迎えるニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)が、キャリアの中での最高の成功は、これまでに7度世界王座を獲得した偉大なドライバーであるチームメート、ミハエル・シューマッハを打ち負かしていることではないかという周囲の意見を否定した。

ロズベルグはフィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙へ「そんなことを言うつもりは全くないね」と語った。

「今シーズン、ミハエルはおおむね素晴らしい仕事をしているよ。もちろん僕はできる限り彼の前に立てるようにしているけどね。彼を倒したなんて言ったりしない」

「これまでのところ、予選はうまく行っている。それはそれで満足だけど、予選の結果が決勝の結果じゃないからね」

確かに今のところ、ロズベルグは歴代のF1ドライバーの中で最も成功を収めたドライバーと言われるシューマッハを凌駕(りょうが)しているのかもしれない。しかし、2006年にウィリアムズでデビューしてからロズベルグはまだF1で1勝も挙げられていないのが現状だ。

これまでキャリア99戦の中でのベストレースはどれかと尋ねられると「分からないね・・・きっとこれから来るさ」とロズベルグは答えた。

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