ヴァージンのティモ・グロックはハンガリーGPフリー走行3回目で16周を周回して、ベストタイムは1分27秒174で23番手。予選では、1分26秒294を記録して21番手になった。しかし、ほかのドライバーがグリッド降格のペナルティーを受けるため、20番手から決勝をスタートする。
ティモ・グロック
「今週末は楽じゃないね。昨日、クルマに問題はなかったんだけど、完ぺきでもなかった。少なくとも、今日に向けた基礎は築けていたんだ。でも、今日の午前中に風が強くなり、まるで僕たちのクルマをコースから吹き飛ばしているかのようだったよ。バランスがめちゃくちゃで、必死にセットアップ作業を行い、午前中はかなり難しい状態になっていた」
「いろいろな組み合わせを試したけど、エンジニアが素晴らしい働きをしてくれた。最終的には、チームとしてうまくセットアップを見つけることができ、予選でいい走りをできたんだ。クルマの性能を引き出しきれたし、データをたくさん集められた。なぜこういったコンディションになるとクルマを走らせにくくなるのか調べないといけない。でも、今日の作業には満足だよ」