マーク・ウェバーは2012年に引退か?

2011年08月02日(火)

マーク・ウェバー(レッドブル)にとって、2012年のF1契約が「おそらく」最終の年となるかもしれない。このように主張するのはレッドブルのモータースポーツ活動で責任者を務めるヘルムート・マルコ。

マルコは、ウェバーのチームメートであるセバスチャン・ベッテルと近しいことで有名。事実上、日曜日(7月31日)に、34歳になるウェバーの引退を発表する条件を出していたようだ。

マルコはハンガリーGPを放映した『One(ワン)』に対して、ウェバーは来年、「おそらく引退するだろう。マーク・ウェバーの代わりとなる人材を探す必要がある」とも述べている。

皮肉なことに、候補の筆頭はウェバーと同郷のオーストラリア人ドライバーのダニエル・リチャルド。現在はビタントニオ・リウッツィとともにHRTのドライバーを務めている。

マルコは、「まず、ダニエルはチームメートに勝ち、進歩しなくてはならない」と語り、次のように続けた。

「ダニエルはあまりにもピットストップでタイムを失いすぎているし、周回遅れにされているときもタイムを失っている。だから、もっと感覚を掴む必要がある。われわれはダニエルに周りのドライバーと戦ってもらいたいと思っている」

リチャルドはレッドブルの育成ドライバーであり、来年はトロ・ロッソのレースシートを獲得するのが濃厚といわれている。

この記事をシェアする

【関連記事】

2011年 F1ニュース一覧 rss

2011年F1ドライバー

2011年F1チーム

世界選手権

フォーミュラカー

市販車ベース