ルーベンス・バリチェロ、チーム批判報道を否定

2011年08月11日(木)

先日、所属しているチームであるウィリアムズを批判していると報道されたルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)だが、これらの報道内容を否定した。

現在F1は夏休み期間でバリチェロは、ドイツとイタリアのメディアに掲載された自身のコメントが憶測をよんだことで、あまり落着けない休暇を過ごすことになってしまった。

特にエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)かニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア/テスト兼リザーブドライバー)がバリチェロのドライバーシートを引き継ぐかもしれないといううわさのさなかで、バリチェロの「このような状態で来年も続けられるかわからない」というコメントが『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』によって報道され、さまざまな憶測が過熱した。

バリチェロは母国ブラジルの『Globo Esporte(グローボ・エスポルチ)』に対し、一連の報道は正しくないと話した。

「今までチームのことを悪く言ったことはない。すべてはドイツのジャーナリストの意見をイタリアのメディアがあたかも僕が言ったかのように誤訳したことから生じているんだ」

「僕の気持ちは報道内容と真逆のことだよ。チームが今までやってきたことを続けるということだ」

だが、バリチェロは2012年の契約はまだ締結していないことを認め、それはまるで交際相手からプロポーズを待っている気分だとジョークまじりに語った。

「もしフランク・ウィリアムズ(ウィリアムズ/チーム代表)が僕の父親に承諾をもらいに来たら、(こんなに待たせたのだから)結婚は簡単には許してくれないだろうね!」と笑顔で答えた。

バリチェロは、自身のツイッターでフォロワーに対し、2年間の契約を結ぶ予定だと伝えている。

最後にバリチェロは、「僕の存在は2012年のチームにとって意義があるものだと信じているよ。チームは再建の真っ最中だし、僕の経験がそのプロセスに貢献できると思う」と締めくくった。

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