HRTのチーム代表であるコリン・コレスは、F1のパドックにおける彼のイメージについてとても満足していると述べている。
過去にジョーダン、ミッドランド、スパイカー、フォース・インディアを率いた経験を持ち、現在はHRTのチーム代表を務めるコレス。もともとは歯科医であったがレース好きが高じてモータースポーツの世界に入ってきたという異色の経歴の持ち主でもある。他者とは少々異なるバックグラウンドを持つコレスだけに、その独特の言動が批判の対象となることも少なくないようだ。
他のチームで同様のポジションにあるチーム代表の何人かが、コレスを“クレイジー”だと思っていることは、コレス自身知っていると『motorline.cc』に語った。なぜ彼らはそう思っているのか、と尋ねられたコリンは次のように切り返している。
「私には度胸があるからさ。なぜなら、私は思ったことを口にするし、実行するからだよ。他の紳士たち(チーム代表たち)の多くはただの管理者だね。彼らは銀行員みたいだ」
「そこが違うところだよ。狂人だろうと奇人だろうと、なんと呼ばれてもかまわない。ただ私は自分が進むべき明確な道を持っているんだ」