ミハエル・シューマッハ、ホイール脱落でクラッシュ

2011年08月28日(日)

メルセデスGPのミハエル・シューマッハは、スパ・フランコルシャンで行われたベルギーGPフリー走行3回目で、10周を周回してベストタイムは2分11秒677で10番手。予選では、タイムを計測する前、走行中にタイヤが脱落したためクラッシュしたものの、救済措置が認められ、最後尾ら決勝をスタートする。

ミハエル・シューマッハ
「もちろん、こんな形で予選を終えたくなかったよ。でも、僕はこのスパでやった経験がある(※)とは言っても、3輪で走るのは難しいからね。冗談はさておき、こんなことは絶対に起きちゃいけない。でも最高峰のF1でも、こういったことは起こりえるものなんだ」

「初めは、何が起きたのか分からなかった。突然リアのコントロールを失った感じだったからね。だから、まずはチームに謝ったんだ。そしたら、ホイールがクルマから外れているのが見えて、なぜコントロールを失ったのか分かった。悪い中でもいいものを見つけるとすれば、新品のタイヤを温存できたことだね。明日に進むべき方向は1つだけ。前だよ」

(※)1998年のベルギーGP、シューマッハが周回遅れのデビッド・クルサード(当時マクラーレン)を抜こうとした際に追突。シューマッハは3輪状態になったままピットへ戻った。雨で視界が悪い中クルサードがアクセルをゆるめたことがクラッシュの原因だったため、レース中にもかかわらずシューマッハはスタッフの制止を振り切ってマクラーレンのガレージへ行き、クルサードに激しく抗議した。

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