セバスチャン・ベッテル、タイトル間近も気を引き締める

2011年09月11日(日)

今年のF1タイトル争いを独走中のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)だが、本人に気を緩める様子は無い。

数字的には、2週間後のシンガポールGPでベッテルが史上最年少での連覇を決めることも可能だ。

ベッテルは、イタリアGPを前にして『DAPD通信』にこう話す。「仮に僕がリタイアを2戦繰り返し、その代わりに誰かが良い戦いを繰り広げたら、事態は変わってしまう。だから僕らはベストを尽くすだけさ」

また、『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』紙には、次のように語っている。「タイトルを手中にしない限り、僕は手ぶらの人だよ。未来に何が起きるかなんて、誰にも分からない」

「スタートで先んじることができれば、多少、心に余裕があるけど安心はできない。最後まで懸命に戦わなきゃね」

ライバルであるマクラーレンも、所属するルイス・ハミルトンとジェンソン・バトンに数字上のチャンスが無くなるまであきらめないと、チーム代表のマーティン・ウィットマーシュは、以下のように『Die Welt(ディー・ヴェルト)』紙にコメントする。

「われわれのチームは勝つために存在する。われわれにとって当たり前のことだよ。DNAに刷り込まれているんだ」

「セバスチャンの開幕スタートダッシュは見事のひとことだった。しかしその一方でレッドブルは、過去6戦中、2戦しか勝っていない。われわれとフェラーリが彼らに追いついたと見るべきだね」

「このような状況で、引き下がるわけにはいかないよ。まだ7戦も残っているのだから、ぜんぶ勝つつもりでいる」

レッドブルの独走は偶然の産物だろうか。ウィットマーシュはこれを否定する。「常に勝つことが容易でないのは、わが身をもって学んだ。フェラーリがミハエル・シューマッハ(現メルセデスGP)といかに成功を収め、その後どうなったか見てごらん」

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