マクラーレンのジェンソン・バトンは、モンツァ・サーキットで行われたイタリアGPを3番手からスタートして2位表彰台を獲得した。
ジェンソン・バトン
「2位まで順位を上げることができたのは本当に良かったよ。でもスタートでクラッチがうまく動かなかったのは手痛かった。3番手のスタート位置だったのに6番手へ落ちてしまったからね。しかも今度は背後にマーク(ウェバー/レッドブル)がいたんだけれど、抑えておくなんてできなかったよ。彼の直線の速さは本当にすごかったんだ。それですぐに7番手になってしまった」
「そのあいだにトップとの差が開いてしまった。僕の前でマークとフェリペ(マッサ/フェラーリ)が接触した時にはトップから4秒か5秒くらい遅れていただろう」
「そこから追い上げて、5つのコーナーをまわる間にルイス(チームメートのルイス・ハミルトン)とミハエル(シューマッハ/メルセデスGP)を抜くことができた。良い気分だったよ。その次はフェルナンド(アロンソ/フェラーリ)に追いついた。2位になって本当にうれしい。チームもポイントを獲得できたからね」
「全体的にチームは良い働きをしたんだ。だけど小さな問題が大きな足かせになる。その小さな問題が1つでもあればセバスチャン(ベッテル/レッドブル)には勝てない。次のレースではトラブル無く終えたいと思う。そうすれば優勝がぐっと近づくからね」