ヴァージンのジェローム・ダンブロシオが、マリーナベイ・ストリート・サーキットで行われるシンガポールGPに向けた意気込みを語った。
ジェローム・ダンブロシオ
「シンガポールにはいい思い出があるんだ。去年、この場所でチームが突然、金曜日にクルマへ乗る機会を初めて与えてくれたんだよ。とても特別な瞬間だった。僕のキャリアの大切な一瞬だったね。1年が経って、僕はF1ドライバーとしてシンガポールに戻ってきた。短期間で山ほどの経験を積んでね」
「ここはすごく特別なコースだし、夜に走るもの面白い。サーキット全体を照らしてくれる照明のおかげで視認性は問題ないけれど、昼間の光の中で走るほどはよく見えないんだ。難しくてでこぼこしたコースで、ちょっとモナコや他の公道サーキットに似てる部分もある」
「一番大変なのは高温と湿度だろうね。そのために今回のレースはシーズンを通しても体力的にきつい週末になる。ありがたいことに、レース週末もヨーロッパ時間で過ごせるから、夜の間起きていて日中はほとんど寝ていることになるね。だから時差ぼけについて心配する必要はない。この週末がとても楽しみだよ」