フォース・インディアのポール・ディ・レスタが、マリーナベイ・ストリート・サーキットで行われるシンガポールGPに向けた意気込みを語った。
Q:ポール、前戦イタリアGPでは8位に入りました。初のモンツァでなかなかの好成績でしたね。
ポール・ディ・レスタ:実際のところ、精一杯の結果だった。あれが現状の僕らのレベルだよ。全体的にクルマのパフォーマンスに四苦八苦していたんだ。戦い抜いた結果、4ポイントを取れて良かったよ。各チーム、戦い方はそれぞれだった。あるところは予選より決勝の走りを重視していた。どのチームも侮れないね。
Q:シンガポールはあなたにとって初めてのサーキットですね。何か特別に準備は?
ディ・レスタ:いつもどおり、シミュレーターに乗って、車載カメラの映像で研究したぐらいかな。去年は現地で見学したり、コースを歩いたりしたから、レイアウトは知っている。でも、シンガポールがスピードに乗りにくいサーキットのひとつであることは間違いないね。とにかく1周が長いから。それに、市街地コースの常として、週末をかけてじっくりと自信をつけなければならない。
Q:市街地コースは好きなほうですか?
ディ・レスタ:挑戦することは楽しいね。そして、多少異なるアプローチが必要だよ。とにかくマシンに乗って、コースの限界まで攻めることだ。天気にも気を配らなければならない。雨でも降ろうものなら、それが足を引っ張るかもしれない。せめてサーキットを習熟するあいだは、ドライな天気を願うよ。