セバスチャン・ベッテル、乗っていた飛行機が着陸トラブル

2011年10月01日(土)

シンガポールGPで優勝し、チャンピオン獲得まであと1ポイントにせまったセバスチャン・ベッテル(レッドブル)だが、グランプリ終了後に自宅のあるスイスに向かっていたところ、搭乗していた飛行機でトラブルに見舞われてしまった。

報道によると、ベッテルが乗っていたのはシンガポール航空のエアバスA380で、乗客にはザウバーのチーム代表、ペーター・ザウバーをはじめとするF1関係者も含まれていたという。

同便はチューリッヒの空港に着陸する直前トにトラブルが発生し、チューリッヒからドイツのフランクフルトに行き先が変更された。『Bild(ビルト)』は、計器着陸装置(ILS)の故障によるものと報じている。

乗客の証言によると、飛行機は当初高度を下げていたが、突然急上昇したという。また、ザウバーも『Blick(ブリック)』に次のように語っている。

「コクピットから十分な状況説明があったおかげで恐怖はなかった。森があまりに近くに見えた時はさすがにまずいと思ったんだ。そうしたら飛行機はもう一度上昇した」

ベッテルのプレスマネージャーであるブリッタ・レースケも次のようにコメントしている。

「機長はすぐにセバスチャンのところへきて、電子機器の不具合であると説明してくれた。セバスチャンは、終始リラックスしていてクルーや乗客との写真撮影にも応じていたよ」

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