小林可夢偉「去年のように簡単には抜けなかった」

2011年10月09日(日)

ザウバーの小林可夢偉は、鈴鹿サーキットで行われた日本GP決勝を自己最高の7番手からスタート。しかし、スタートでエンスト防止のアンチストールが作動して出遅れる。その後、セーフティカーが入ったタイミングでタイヤをハード側に交換し、残りのレースを走りきる戦略に出たが、レース終盤にタイヤ性能が低下したため順位を落とし、最終的には13位となった。

小林可夢偉
「とても難しいレースでした。スタートではクラッチを放した時に突然アンチストール(エンストを防止するシステム)が作動してしまって、順位を5つも落としてしまったんです。そこから持ち直そうと努力をしたのですが、去年のように簡単には追い抜きができませんでした。その後セーフティカーが入ったのですが、チームの戦略的にも良くないタイミングだったんです」

「セーフティカーがいなくなった所で2度目のピットストップをして、ソフト側からハード側タイヤに替え、そのまま残りの29周を走ることになったのですが、タイヤの性能はどんどん低下して最後は順位を守ることもできませんでした。予選の結果はとても良かったですし、レースでのマシンの状態もかなり改善されてきたので、これから残りのレースも全力を尽くしたいと思います」

「日本のF1ファンをとても誇りに思います。スタンドの皆さんは本当に素晴らしく、僕にとっても特別な1日となりました」

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