小林可夢偉(ザウバー)が、9日(日)に行われる日本GP決勝を、自己最高となる7番手からスタートすることになった。
可夢偉は予選で、トップ10で争われる最終セッションQ3に進出。コースインしたものの、タイヤを節約するため、タイムを計測することなくピットへ戻った。可夢偉と同様、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)、ブルーノ・セナ(ロータス・ルノーGP)、ビタリー・ペトロフ(ロータス・ルノーGP)もタイムを計測していなかった。
予選終了時に発表された結果では、シューマッハ、セナ、ペトロフ、可夢偉という順番で、可夢偉は10番手になっていた。しかし、ルール適用の解釈をめぐって情報が錯そう。そんな中、統括団体FIA(国際自動車連盟)が決勝の暫定スタート順を発表。可夢偉は7番手スタートと記載されている。
可夢偉は計測ラップに入ったものの、タイムを計測せずにピットへ戻ったが、シューマッハ、セナ、ペトロフは計測ラップへ入ることなく予選終了のチェッカーフラッグを受けてしまい、規定によって可夢偉が7番手スタートになったようだ。
これまで、予選での可夢偉の自己最高位は8番手。7番手スタートは自己最高となる。