ロータス・ルノーGPのビタリー・ペトロフは、鈴鹿サーキットで行われた日本GP決勝を10番手からスタートし、9位でゴールした。
ビタリー・ペトロフ
「僕たちはミディアムタイヤ(ハード側)でスタートした。僕の周りはみんなソフトタイヤ(ソフト側)だったから、スタートでは順位を守るためにできる限りのことをしたよ。かなりホイールスピン(タイヤを空転させてしまうこと)を起こしてしまったけど、このタイヤにしては実際のところ、とてもいいスタートだったんじゃないかな。もし僕がソフトタイヤを履いていたら順位を上げられていたと思うよ」
「レースでは、戦略がうまくいっているのかどうかよく分からなかった。2回目のピットストップまではソフトタイヤを装着したクルマと戦うのがとても大変だった。最終的には、僕たちの目標はフォース・インディアの前でゴールすることだったし、それは達成することができた」
「レース終盤にソフトタイヤを装着したときにはとてもグリップが高くなって、笑顔になったよ。そこから猛プッシュした。それから何台を抜いたかわからない。セルジオ(ペレス/ザウバー)はそのときもうかなり前を走っていたので(抜けなくて)残念だよ。次の韓国GP(10月16日決勝)ではまたトップ10フィニッシュを決めたいね」