F1初開催のインド、現地の市民を直撃! F1開催をどう思う?

2011年10月27日(木)

いよいよ今週末に初開催を迎えるF1インドGP。現地に住むインド人はF1開催をどうとらえているのだろうか? その答えを得るため、TopNews現地取材班が滞在先のホテルで30代のホテルマンにインタビューした。

TopNews(TN):F1インドGP初開催についてどう思いますか?

ホテルマン:すごいことですよね。いつもテレビで見ています。今回も多くの国から予約があり、週末まで全部満室。F1人気の高さを感じる。僕たちにはチケットはちょっと高いけど、ちょうど僕の家がサーキットまで3kmの場所にあるので、チャンスがあったらぜひ行ってみたいと思います。残念ながら今回はホテルマンの仕事があるので、テレビで楽しみますよ。

ホテルマン:最近、デリー地下鉄が全線開通し、とても便利になりました。日本の企業も地下鉄プロジェクトにかかわっているんですよ。5年後にはF1効果で多くの外国企業がインドへ進出し、インド全体に経済効果が出ることを期待しています。

TN:インド人ドライバーとチームがありますがご存じですか?

ホテルマン:もちろん知っています! カーティケヤン(ナレイン・カーティケヤン/HRT)が出るんですよね! 彼の活躍が楽しみです。フォース・インディアの活躍にも注目しています。チャンドック(カルン・チャンドック/チーム・ロータス、リザーブドライバー)は出場できずに残念でしたが、きっとまたチャンスはあるでしょう。

ホテルマン:いつもテレビで見ているF1がインドで開催されるなんて信じられない気分です。(地元新聞を見せながら)ほら、この新聞にも出ていますよね。(新聞をめくりながら)ここにも、ここにも出ている。とても楽しみですよ!

このホテルマンだけではなく、フロントの女性もF1開催を知っており、F1インドGP初開催という認知度と、F1をきっかけにインドが発展することへの期待は高いとのこと。街中の看板には、F1関連の広告が多く見られ、F1開催をきっかけに、今後インドがどう発展していくのか楽しみだ。

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