ポール・ディ・レスタ「最後の2戦も全力を尽くす」

2011年11月09日(水)

フォース・インディアのポール・ディ・レスタが、ヤス・マリーナ・サーキットで行われるアブダビGPに向けた意気込みを語った。

Q:インドGPを振り返って、あなたの戦略は賭けに出たことが裏目に出てしまいましたが、チームにとってはいい結果でしたね。

ポール・ディ・レスタ:僕たちはいつも極限まで攻めた戦略で戦っているんだ。これは僕たちがもともと持っている力をカバーするためだよ。金曜日(のフリー走行)で得られたタイヤのデータからあの戦略を選んだけれど、レースでは状況が大きく変わってしまったんだ。

ディ・レスタ:時にはそれがいい方向に働くこともあるし、時には受け入れなくてはならないこともある。その点をのぞけば、レースでスピードもあったんだ。最終的に大事なのはコンストラクターズ選手権での順位だから、エイドリアン(スーティル/チームメート)が取ったポイントは大切なんだよ。コンストラクターズ選手権で6位になれそうだから、最後の2戦も全力を尽くすよ。

Q:アブダビは初めての場所ではありませんが、レースは未経験ですね。

ディ・レスタ:去年、若手ドライバーテストで半日走ったのと、ピレリタイヤのテストで1日走っているね。だから、レイアウトを知っていて感触もわかっているよ。現地に行く前にシミュレーターで半日走ってみて、スピード感を取り戻す。

Q:昨年アブダビで走った感想は?

ディ・レスタ:狭い低速コーナーがたくさんあって、とても高い技術が要求されるサーキットだね。精度の高いドライビングが要求される。ターン1の後のS字以外に高速部分がほとんどないけれど、その高速部分はアクセル全開なんだ。もちろんシンガポールと共通する点がいくつかあるし、高速コーナーがないから僕たちのパッケージに合うはずだと前向きに考えている。今回も、ほかのチームがどんな走りをするか、それ次第だよ。

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