ヴァージンのティモ・グロックは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われたアブダビGPフリー走行1回目で、20周を周回してベストタイムは1分46秒532で22番手。フリー走行2回目では、34周を周回してベストタイムは1分45秒486で21番手になった。
ティモ・グロック
「1回目のセッションでトラブルが起きた。技術的な問題が生じて、コースに出るまで少し待たされたんだ。そのせいで、フリー走行1回目はちょっと大変だったかな。マシンの感触が良くなくて、過去のデータとは違うセットアップを強いられ、マシンから多くを引き出せなかったんだ。最後はシステムチェックまでやるハメになって、ラップタイムを縮めるどころじゃなかったね。あまり良い滑り出しとは言えないな」
「フリー走行2回目はいつもどおりのプログラムをやった。セットアップ変更が良い方向に進んだみたいだ。おかげでまともに運転できるマシンになったよ。ところで、今日はロバート(ウィッケンズ)がクルマに乗れて良かったね。ワールドシリーズ(フォーミュラ・ルノー3.5)で総合優勝したんだから、当然のごほうびだよ。彼にとって最高の1日になったと思う」