フェルナンド・アロンソ「表彰台を争うことができる」

2011年11月13日(日)

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われたアブダビGPフリー走行3回目で16周を周回し、ベストタイムは1分39秒661で5番手。予選では1分39秒058のベストタイムを記録し、5番手となった。

フェルナンド・アロンソ
「僕たちは予選で大体予想どおりの位置になる。今季これまで18回あった予選のうち、5番手になったのがこれで8度目だったからだというわけじゃないんだ。つまり、何度か例外はあったものの、1年を通じてマクラーレンとレッドブルは常に予選で僕たちよりも強かったということだよ」

「でも、決勝では大抵状況が変わってくる。差はもっと小さくなるよ。僕たちは表彰台を争うことができると思っている。でも、それを成功させるためには、すべてのことを完ぺきにこなす必要がある。スタートに始まって、戦略の面でもね」

「Q3では1回だけの走行にかけようと思っていた。でも最初の走行が完ぺきなものではなかったから、最後までやれることをやってみることにしたんだ。明日の決勝に新しいタイヤを温存したとしても、それほど大きな違いはないと思う。タイヤの消耗はそれほど大きくなさそうだしね」

「多分、2回目か3回目の計測ラップでベストタイムを刻むことができたと思うけど、そのやり方では僕たちの戦略を危ういものにしてしまうことになる。ライバルたちよりも傷んだタイヤでスタートしなくてはいけなくなるからね。明日は路面がきれいな側からスタートすることができるし、スタートでいくつか順位を上げたい。1周目にはチャンスが多いんだ」

「フロントウイングについては、僕のはこれまでずっとうまく機能しているよ。でも、チームはフェリペ(チームメートのマッサ)のウイングを古いものに戻すことを決めたんだ。ある意味、それはいいことだよ。新しいウイングのことをよりよく理解するために、多くの比較データを取ることができるからね」

「明日のレースでは、気温が下がってゆくから、レース開始から最後にかけてタイヤがどういうふうに機能するかを見るのが面白くなりそうだ」

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