フェリペ・マッサ、旧型ウイングを使用

2011年11月13日(日)

フェラーリのフェリペ・マッサは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われたアブダビGPフリー走行3回目で18周を周回し、ベストタイムは1分40秒183で7番手。予選では1分39秒695のベストタイムを記録し、6番手となった。

フェリペ・マッサ
「正直に言って、予選ではもっと上位を狙っていた。最初の計測ラップではタイヤの性能を引き出すのが予想以上に難しかったよ。もう少し長めに走って、2度のアタックをしたほうがよかったかもしれない」

「予想した通り、今日はマクラーレンとレッドブルが僕たちよりも強かった。結局、シーズン終盤において僕らが期待することを許される位置におさまったというわけだ」

「確かに、古いフロントウイング(※)を使うということは、パフォーマンスの面でいくらか犠牲を強いられることになる。インドで、新旧2つのウイングを比べたんだけど、すぐに新しいもののほうが進歩していて、グリップもよくなるし、ブレーキをかけたときの安定性も優れていると感じたよ。それでも、2列目までの順位(予選4番手以内)を得られたとは思わないけれどね」

「明日は、僕たちに何ができるか見てみないとね。確かにDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)は追い抜きをしやすくしてくれるだろう。でも、可変リアウイングがあっても違う状況になったことも見てきている。DRSですべてが決まるわけじゃないからね」

※フェラーリでは前戦のインドGPから新型フロントウイングを導入しているが、走行中に異常な振動が発生したため、予選からマッサのフロントウイングのみ旧型のものに交換されていた。

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