2011年からF1にタイヤを供給するピレリは、タイヤのコンパウンドに応じて別々の色を塗ることで、どのコンパウンドを装着しているのか一目で視認できるようにするようだ。
現在のF1では、各レースに2種類のドライタイヤが持ち込まれているが、決勝中にその2種類を両方とも使うことが義務付けられている。また、F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)は昨年までF1にタイヤを供給していたブリヂストンに対し、ソフト側とハード側、どちらのタイヤが装着されているのか、一目で識別できるようにすることを要請した。
これを受けブリヂストンは、2009年から2010年の場合であれば、ソフト側タイヤの側面にグリーンのラインを入れていた。
しかし、『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』の報道によると、今年のピレリタイヤ側面に入れられる『Pirelli P Zero』のロゴが、コンパウンドによってそれぞれ異なる色で塗られるとのことだ。
スーパーソフトは赤、ソフトは白、ミディアムは青、ハードは黄色のロゴが入るという。また、ウエットが黄色、インターミディエイトは赤のロゴになるようだ。