ザウバーがスイスでチームキャンプを実施。2011年のレースドライバーである小林可夢偉とセルジオ・ペレスのほか、リザーブドライバーのエステバン・グティエレスも参加した。
プログラムを監督するマルクス・アングストは、「1年に3回ドライバーの身体的なコンディションを分析し、目標やプログラムを決定して、トレーニングを行っていく」とプログラムの内容を説明した。
今回のキャンプでは、筋力や持久力、調和の取れた筋肉の使い方、反応速度、集中力、そしてチームワークを高めるトレーニングも行われた。
持久力向上のため、クロスカントリースキーや登山、夜間のハイキング、さらには、凍った滝でのアイスクライミングなども行われたという。
こういったトレーニングの中でも可夢偉は、集中力を高めるために取り入れられた射撃が気に入ったようで、次のように語っている。
「とてもいいインストラクターがついてくれたので、うまくできました。暖かい方が好きなので、冬はあまり好きではないんですけどね。全体的にとてもきついプログラムでしたし、参加できてよかったです。長い休みがありましたが、もうすぐシーズンが始まります。そろそろ動き始める時期ですし、体調は万全ですよ」