ラリー事故で重傷を負い、一時は生命の危機にも陥っていたロバート・クビサ(ロータス・ルノーGP)が、早ければ来週末に退院するようだ。
6日(日)にラリーでクラッシュしたクビサは、イタリアの病院へ搬送され、7時間にもおよぶ緊急手術を受けた。その後、集中治療室で治療を受けていたが、現在は一般の外傷病棟へ移っているという。11日(金)には足や肩などの手術を行い、その経過が順調であれば、14日(月)にひじの手術を受けるとのことだ。
『autoevolution.com』によると、手術後には容体の観察が必要なため、再び集中治療室に入るが、経過が順調であれば来週の週末ごろには退院できる可能性もあるという。
事故直後には、腕の切断など暗い話題ばかりが先行していたが、復帰を願う関係者やファンの気持ちに応えるように、クビサは順調な回復を見せているようだ。