フェラーリでは「23位になっても楽しい」とフェルナンド・アロンソ

2011年03月04日(金)

フェラーリでの2シーズン目を迎えるフェルナンド・アロンソが、フェラーリドライバーであることの喜びを語った。

チーム加入の際、「子どものころからの夢だった」と誰もが語るフェラーリ。その魅力についてアロンソは、母国スペインのスポーツ紙『Marca(マルカ)』へこう説明する。

「伝説と魔法のチームだと思っていたんだけど、予想以上だった。うれしい驚きだったよ。急いでこのチームを離れようとは思わない。ここでは、2位でも、8位や23位になったとしても楽しいんだ」

このように語ったアロンソだが、今のF1は楽しくないともコメントしている。その理由は、F1が純粋なスポーツとは言えなくなったためであるという。

「単なるレースではないんだ。ビジネスや、ほかの面がとても大きい」

「純粋でシンプルな競争ではないんだよ。クルマは平等じゃないし、ルールも全員に平等とは言えない。でもみんなそれを分かっているし、受け入れている。もしかすると、それがF1の魅力なのかもしれないからね」

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