セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)との間に昨年、「ちょっとした問題」があったことを認めた。
2010年に、史上最年少のF1王者となったベッテル。しかし、タイトル獲得後、アロンソからは祝福の言葉をもらっていないと明かしたことがきっかけとなり、一部のメディアはベッテルとアロンソの不仲を報じていた。
だが、『La Stampa(ラ・スタンパ)』に掲載されたインタビューの中で、「僕たちの間に、ちょっとした問題はあった」と認めつつ、ベッテルは次のように話している。
「でも、周りの人たちはそのことを誤解してしまったんだ。フェルナンドと僕は話をして、今ではいい関係になっているよ。異なる意見を持つ2人でも、お互いに敬意を払うことはできる」
また、アロンソからの祝福の言葉について、ベッテルはこうコメントした。
「ないよ。(タイトルが決定した)アブダビではなかった。(シーズン表彰式が行われた)モンテカルロでは、握手を求めてきたけどね」
「でも、それは普通なことでしょ。誰かが勝てば、相手は負ける。負けた方はそれを乗り越えるのに、少し時間が必要なんだ。5分で済むときもあれば、2週間かかることだってある」