F1 アメリカGP、人工ウエットレースに前向き

2011年03月09日(水)

2012年から開催される予定になっているF1アメリカGPのオーガナイザーが、F1の人工ウエットレース案に前向きな姿勢を見せた。

人工ウエットレース案は、F1の最高権威であるバーニー・エクレストンが提唱したもの。レースのショー的要素向上のため、レース中にスプリンクラーなどで路面をぬらし、人工的に雨が降った状態を再現しようというものだ。

この案については、F1のタイヤサプライヤーであるピレリのモータースポーツ責任者ポール・ヘンベリーなどが賛成すると語っていたものの、現役のドライバーからは反対するとの意見が出ている。

だが、『Austin American Statesman(オースティン・アメリカン・ステイツマン)』によると、アメリカGPのオーガナイザーであるタボ・エルムンドも、雨のレースは「見ごたえがあり人々を引きつける」ものであり、「才能ある者」が輝くとして、人工ウエットレース案は「素晴らしい」と語っているようだ。

また、アメリカGPの開催サーキットは現在、オースティンで建設中だが、まだ建設の初期段階であるため、散水設備を整備することは可能だともエルムンドは話している。

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