セバスチャン・ベッテルが、レッドブルとの契約を2014年まで延長する見通しになったと報じられている。
これを報じたのはベッテルの母国ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』。ベッテルとレッドブルの契約は今年までになっており、来季も延長するオプション権がチーム側にあると見られていた。
しかし、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーなどチーム首脳陣は、ベッテルの長期残留を望むと発言している。フェラーリやメルセデスGPなどへ移籍する可能性も指摘されるベッテルだが、『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』によると、レッドブルはベッテルへ年間1,000万ユーロ(約11億円4,000万円)の契約を提示したという。
同じくドイツの『Bild(ビルト)』は、レッドブルの提示額が年間1,200万ユーロ(約13億7,000万円)だとも伝えている。
また、新契約ではベッテルのプロモーション活動が少なくなり、より多く自由な時間を持つことも認められるようだ。『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』は、今週中にも契約延長が発表されるとしている。
レッドブルのオーナー企業、エナジードリンクメーカーのレッドブル社でモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、「われわれは交渉の段階にある。まだ何もサインはされていない。もう少し時間がかかるだろう」とのコメントを残した。