フェラーリのフェルナンド・アロンソは、5番手から中国GPをスタートして7位になった。
フェルナンド・アロンソ
「スタートが悪くて、フェリペ(マッサ/チームメート)が僕を抜いていった。フォース・インディアにも抜かれそうになったよ。1周目はいいバトルができたね。1回目のピットストップ後、マイケル(ミハエル・シューマッハ/メルセデスGP)の後ろで時間を失いすぎた。あれでトップグループから離れてしまったよ」
「レースの終盤にも彼と争うことになった。順位は逆になっていたけどね。ここでもいいバトルをできたんだけど、7位争いではなく、表彰台争いでああいう戦いをしたかったね」
「残念だけど、僕たちのレースペースはあまりにも遅かったよ。戦略が違っても、状況は変わらなかったと思う。これまでのキャリアでは、もっといいレースを経験しているけど、これで落ち込んだり自信を失ったりすることはない」
「上位へ行くには、改良が必要なのは分かっている。マクラーレンやメルセデスGPは成功したんだから、僕たちも同じようにできるはずだよ。現状では、明らかに空力が僕たちのアキレス腱(けん)になっている。ここを中心に作業していかないといけないね」
「8日前にマレーシアでは期待の持てる兆候があったけど、ここではそれが見られなかった。クルマは変わっていないけど、ライバルが進化してしまったんだ」