ロータス・ルノーGPのニック・ハイドフェルドは、16番手から中国GPをスタートして12位になった。
ニック・ハイドフェルド
「16番手スタートだったとはいえ、この結果には満足していない。スタートはかなりひどかったけど、1コーナーでは思いっきり攻めていって、いくつか順位を上げた。数周を走ったところでKERS(運動エネルギー回生システム)に問題が起きたんだ。常にフルパワーで使うことができなくなって、追い抜きや逆に順位を守るのが難しくなった」
「1回目のピットストップ後、ソフト側のタイヤを装着しているときのペースは、あまり悪くなかったと思う。でも、前を走るクルマに仕掛けていくのは難しかったよ。だから、前に誰もいない状態で走ることで、前にいたクルマを抜けると期待して、予定より早めにハード側のタイヤへ交換した」
「ただ、残念なことにペレス(セルジオ・ペレス/ザウバー)とスーティル(エイドリアン・スーティル/フォース・インディア)も同じ周にピットインしたから、終盤に僕たちのペースを発揮することはできなかった」