ロータス・ルノーGPのニック・ハイドフェルドが、中国GPに向けた意気込みを語った。
Q:ニック、表彰台を獲得した先週末のレースを振り返っていただけますか?
ニック・ハイドフェルド:僕とチームにとっては、素晴らしい結果だったよ。2戦を終えて、僕たちは2台とも表彰台を獲得した。僕たちが冬のあいだ、どれほど進化したのか示すものだね。この調子で開発競争を戦っていき、こういった結果を今季中に何度も残せることを願っているよ。
Q:先週末のセパン(マレーシアGP)では、素晴らしいレースが展開され、DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)も大活躍でした。使ってみていかがでしたか?
ハイドフェルド:いろいろと動きのあるレースで、DRSが追い抜きの手助けになっていたのは確かだね。もちろん、自分が誰かを抜くためにウイングを使えば、歓迎できるものだけど、逆に抜かれる場合はうれしくないね。前から言ってきたけど、人工的にレースを面白くするようなアイデアは好きじゃない。でも、こういったルールになっているなら、それを最大限に活用するだけだよ。
Q:中国でも、表彰台を争うことはできますか?
ハイドフェルド:それにはまだ答えられないよ。ほかのチームが中国に持ち込む改良次第だからね。これで少し勢力図が変わるかもしれない。僕たちはセパンでうまく進化できたけど、今週末の改良は大きくないんだ。でも、僕たちのクルマには合っているコースだと思う。僕たちは最高速が良くて、これがバックストレートで武器になるからね。