2月にラリー事故で重傷を負い、先日まで入院していたロバート・クビサ(ロータス・ルノーGP)の入院費が、約10万ユーロ(約1,200万円)にもなることが明らかになった。
クビサは、F1のシーズン前テスト期間中の2月にイタリアのラリーに参加し、大クラッシュに見舞われて重傷を負った。事故直後には生命の危機にも陥り、右手の切断が検討されるほど深刻な状態だったが、76日間の入院生活を終え、入院していたイタリアのサンタ・コロナ病院を先日に退院している。
『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』や『La Stampa(ラ・スタンパ)』、『ANSA通信』などイタリアメディアの報道によると、クビサが加入している保険会社に対しサンタ・コロナ病院は、入院1日あたり1,300ユーロ、合計で約10万ユーロもの金額を請求するという。
すでに退院しているクビサは、数日間モナコの自宅で静養後、ロータス・ルノーGPのチームドクターであるリカルド・チェッカレッリの施設でリハビリを行う予定だ。