日本の大手証券会社である野村證券が、ヒスパニア・レーシング(HRT)を買収したと報じられている。HRTが拠点を置くスペイン各メディアの報道として『thef1times.com』が伝えた。
HRTは、2010年からF1への参戦を開始したが、参戦開始当初から苦戦を続け、資金的にも苦しい状態が続いていた。また、HRTを管理していたのは、チームオーナーとみられていたホセ・ラモン・カラバンテではなく、スペインの銀行エル・バンコ・ポプラールだったという。しかし、エル・バンコ・ポプラールは、2,400万ユーロ(約28億円)でHRTを売却したようだ。
4日(月)にも正式な発表がされるとみられ、今回の買収によってすぐにチーム名が変更されることはないという。