俳優の哀川翔が、自身の率いるラリーチームShow Aikawa World Rally Teamでのアジア・クロスカントリーラリー参戦を発表。4日(月)に東京都内で参戦発表会を行った。
哀川のチームは、2008年から本格的にラリー活動を開始。以来、WRC(世界ラリー選手権)や、アメリカの有名なヒルクライムレース「パイクスピーク」へ出場。2010年のWRCラリージャパンには哀川のチームから参戦した全日本ラリーチャンピオン奴田原文雄がクラス優勝を果たしている。
そして2011年は、8月6日から11日までの5日間でタイからカンボジアまで約1,800kmを走破するアジア・クロスカントリーラリーに参戦。哀川がドライバーを務め、奴田原がドライビングコーチ兼コ・ドライバーとして哀川を支える。
使用車両はトヨタFJクルーザーを元にクロスカントリーラリー仕様へ改造。2台体制で参戦し、1号車を哀川が走らせ、2号車はアジア・クロスカントリーラリーでのクラス優勝経験もある山本則博がドライバーを務める。
「これまでのラリーと全く違うレースになるので、力一杯(アクセルを)踏んで、最後まで走りきることを目標にする」と哀川は参戦に向けた意気込みを語った。
Show Aikawa World Rally Teamは、ラリー活動によって日本の自動車産業を盛り上げることも目指している。また、今回は自動車産業だけではなく、イギリスのゲーム会社コードマスターズが販売する人気ゲームソフト「DiRT3」や、F1でもチーム・ロータスのスポンサーになっているエアアジアも同チームへの支援を行う。