WRC第7戦アクロポリス・ラリー、セバスチャン・オジエが優勝 キミ・ライコネンは7位

2011年06月20日(月)

WRC(世界ラリー選手権)の第7戦アクロポリス・ラリー・オブ・ギリシャが6月16日(木)から19日(日)にかけて行われ、シトロエンのセバスチャン・オジエが優勝。キミ・ライコネンは7位だった。以下、プジョー・シトロエン・ジャポンのプレスリリース。

アクロポリス・ラリー・オブ・ギリシャで、セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組はチームメートのセバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ組との激しい競り合いの末、世界ラリー選手権(WRC)5度目の優勝をもぎとりました。

シトロエンはWRCでのワンツー・フィニッシュがこれで22回目となります。ローブ/エレナ組が100回目となる表彰台でドライバーズタイトル争いでのリードを一層広げる一方、シトロエン・トタル・ワールド・ラリー・チームもマニュファクチャラーズ・タイトルでのリードをさらに広げています。

2日間にわたるロングステージのあと、アクロポリス・ラリー最終日はわずか65キロの「スプリント勝負」となりました。ただし、過去に何度も勝敗の鍵となったアギ・テオドリ・ステージの走行が2回あり、予断を許しません。わずか2.2秒差での総合トップで、道路掃除役としてのハンディが予想されたローブには、優勝への道程が険しいことがわかっていました。

アギ・テオドリ・ステージ最初の走行となったSS14でセバスチャン・オジエは7度の世界王者に輝くローブを0.1秒差でかわし、首位に躍り出ます。ところがローブも次のニュー・ピシア・ステージ1で巻き返し、同じく0.1秒差で再び首位となります。

「ポジションを守るためにはリスクをとって攻めなければならない状態だ。最初の2日よりも攻めていったよ」とサービスパークでローブは語りました。「この条件のなかではうまく走ることができたし、ダメージも最小限に抑えることができた。勝てるかどうかはわからないね。道路掃除役のハンディがどの程度になるかがポイントだね」

「ローブはとても速くて、リードを広げることができなかったよ。道路掃除役がもっとハンディになると思ったんだけどな。まだプッシュが足りないのかも。次はもっとペースを上げて、リスクを冒していくよ」とオジエも付け加えます。

アギ・テオドリ・ステージ2 で完ぺきな走りをしたと自己分析したローブでしたが、ここでオジエは巻き返し、ローブに6.2 秒の差をつけます。次のニュー・ピシア・ステージ2 ではリードを広げ、その差は10 秒を超えました。4 キロを走行する最終パワーステージでも情勢は変わらず、オジエが1000分の9秒差でローブを振り切って最速タイムを出しました。これでシトロエンの2人がそれぞれボーナスの3ポイント、2ポイントを獲得しました。

オジエはシーズン3度目の勝利です。「この素晴らしい勝利で28ポイントを手にした。これでタイトル奪取の希望が大きくふくらんだよ。チームのみんなに2つの点でお礼が言いたい。まず、ローブと僕が勝利めざしてストレートに戦うのを許してくれたこと。その信頼に優勝という形で応えることができてうれしい。それから、DS3WRCの安定性。3日間、思い切り飛ばして、何の問題もなかったからね」

2日間にわたって一番手として走り、そのハンディに悩まされたにもかかわらず、ローブのコメントも力強いものでした。「スタート前から、何がなんでも勝ちにいこうとはしていなかった。やれるだけのことはやったけど、同じ条件で戦える状況じゃなかった。今も、僕が一番速かったと思っているよ。今回20ポイントを獲得したので、ミッコ・ヒルボネンとの差が一層開いたね」

「ライバルと相性のよかったアクロポリス・ラリーでワンツー・フィニッシュを飾ることができたのはシトロエンにとって素晴らしい成果です」とシトロエン・レーシングを率いるオリビエ・ケネルは振り返ります。「オジエとローブがドライバーズタイトル争いでの貴重なポイントを稼ぐことができ、とてもうれしいです。7度のラリーで6回の勝利。シーズン前半は非常に満足のいく結果となりました」

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