フェルナンド・アロンソ、30回目の誕生日を優勝で祝えるか？

2011年07月29日（金）

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フェラーリのフェルナンド・アロンソが、ブダペストのハンガロリンクで行われるハンガリーGPに向けた意気込みを語った。

フェルナンド・アロンソ
「7月の熱狂的な1ヶ月も最終段階に入った。僕はマラネロ（チーム本拠地）にいて、ニュルブルクリンク（ドイツGP開催地）から直接日曜（24日）に来たんだけど、次の朝が早くて僕とエンジニアはすぐにブダペストへ向かう時間がやってきたよ」

「この2戦のように休みがすごく短いと、週末のレースと次の週末のレースに備えてシミュレーターで準備をするためにファクトリーに来ることが普通なんだ。それからエンジニアたちといくつかミーティングに参加する。今日は会長のモンテゼモーロ（ルカ・ディ・モンテゼモーロ）とかフェラーリの人たちに会うチャンスもあったんだ」

「会長はいつも僕といて楽しそうだし、ハンガロリンクへ向けての準備がどうなっているか知りたがっていたよ。僕たちのクルマに競争力が出始めて数カ月になるからね。堅実に表彰台を獲得することができるようになっているってことだ」

「僕たちはパフォーマンスの面でシーズン序盤と比べて大きく進歩したと思うけど、もっと前進しないといけないよね。前にも言ってると思うんだけど。予選では足りないものがある。レースでそれをばん回できることはわかっている」

「でも、モナコやバレンシア（ヨーロッパGP）、シルバーストン（イギリスGP）、そしてニュルブルクリンクのようにいつもグリッドの位置から順位を2つ上げるなんてことは可能じゃない」

「ハンガロリンクでは、夏で天候がより安定していてイギリスやドイツで経験した寒さは味わうことがないと思うから、悪いことじゃないね！　僕だけじゃなくて、クルマにも厳しいんだ。先週の日曜日にニュルブルクリンクで13℃だったけど、それ以上の気温じゃないと絶対にうまく機能しないよ」

「チームはハンガリーGPですばらしい結果を残してきたから、チームにとって特別大事にしているグランプリだってわかっている。だけど、フェリペ（マッサ／チームメート）がルーベンス（バリチェロ／現ウィリアムズ）のクルマから脱落したパーツに激突して大ケガを負った劇的な面もある。ブダペストは僕にとっても特別なんだ。2003年に初めてF1で優勝を飾ったんだからね。特別に感情的な日だったし、いつまでも記憶に残るものだよ」

「2010年のように、チームと誕生日をサーキットで祝うことになる。初日（29日）に30歳になるんだ。すてきなバースデーサプライズがあるといいな」

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