チーム・ロータスのリザーブドライバーであるカルン・チャンドックは、2012年に同チームのレースドライバーになることを願っていると認めた。
母国インドの先輩であるナレイン・カーティケヤンが、10月に初開催されるインドGPへHRTから参戦することを狙う中、チャンドックはインドGPに出走できるかどうか定かでないと認めている。
チャンドックは『Hindustan Times(ヒンダスタン・タイムズ)』に、自分の優先事項は2012年だと話した。
現在はリザーブドライバーを務めるチャンドック。今シーズン中にも何度かグランプリ初日のフリー走行に出走する予定だと明かし、こう加えた。
「それから2012年だよ。レースシート獲得の可能性を見据えているんだ」
しかし、チャンドックは実力によってチーム・ロータスと今年の契約を結んでおり、スポンサーによって来年のレースシートが保証されているわけではないと語った。
「契約は何もない。僕がロータスへ入るために資金を調達しているというような間違った認識があるだけだ」
さらにチャンドックは、グランプリ初日のフリー走行でのタイムによる評価だけでシートを獲得するつもりだと話している。
「チームにとっては大きな内部調査のようなものだ。僕もインド人だからではなく、チームのエンジニアたちの尊敬を勝ち取ってグリッドにつきたいね」