フォース・インディアのポール・ディ・レスタは、スパ・フランコルシャンで行われたベルギーGPフリー走行3回目で13周を周回し、ベストタイムは2分11秒874で11番手。予選では2分07秒758を記録して18番手になった。
しかし、16番手で予選を終えたパストール・マルドナード(ウィリアムズ)が5グリッド降格のペナルティーを受けたため、17番グリッドからのスタートになる。
ポール・ディ・レスタ
「僕にとって初めてのベルギーGPで18番手からスタートすることになるとは思っていなかったよ。Q1では開始早々に出て、セッション中盤では様子を見ようとしたんだ。そうすればセッション終盤でコンディションの良くなったところを使えるからね」
「残念なことに再び雨が降り始めてしまい、ベストラップを刻んでいた周回では、シケインでスピンしてしまったんだ。次の周には、チームが僕を呼び戻した。サーキットはウエットだから僕らはセーフ(このままQ2に進める)だと思ったんだね。でもピットに戻ってみるとコバライネン(ヘイキ・コバライネン/チーム・ロータス)がより速いタイムを出した、と告げられたよ。それで僕の予選は終わりさ」
「もっとやれたはずだし、もっと上のグリッドを狙えたはずだから、すごくフラストレーションを感じているよ。でも幸いスパは追い抜きができるサーキットだから、明日はたくさんやることがあるよ。他のクルマを追い抜いて集団から抜けだすためにね」