ヴァージンのティモ・グロックが、モンツァ・サーキットで行われるイタリアGPに向けた意気込みを語った。
「モンツァは、ミラノ郊外にある町の中心部に位置する、素晴らしいサーキットだ。ほとんど平坦だけど、2個目のレズモからアスカリ・カーブにかけて緩やかな起伏があって、モンツァ対応の空力特性ではすごく接地感に乏しい。また、他のコースに比べてアンダーステアの問題が顕著になりがちだ。ところが、第2区間では逆にオーバーステアを感じるんだよ」
「モンツァを走るのは、ほんとうに楽しい。F1最速のコースだけに、求められるものも相当だ。最終コーナーのパラボリカと並んで、アスカリ・カーブは僕がもっとも気に入っているコーナーだ。いかにブレーキングを遅らせるかが、勝負どころだね」