最近のF1におけるセバスチャン・ベッテル(レッドブル)の活躍は、評価されてしかるべきもの。ベッテルの父ノルベルトが語った。
史上最年少の2年連続F1タイトルまで、もう一歩のベッテル。ところがF1メディアの中には、ベッテルは接近戦に弱いと決めつける者や、ここ数シーズンにおける、レッドブルの圧倒的なマシン性能の原動力となったデザイナーのエイドリアン・ニューイを、より評価する者もいる。
「ベッテルが勝てるのは最高のマシンを手に入れたおかげと、もう何回聞いたことか」と、スイスの『SonntagsBlick(ゾンタークスブリック)』に語るノルベルトは、こう続けた。
「だったら、まず自分が最高のクルマを手に入れてみるが良い。そのためにセブ(ベッテルの愛称)は、たいへんな努力を払ったんだよ」
『SonntagsBlick(ゾンタークスブリック)』紙によるとレッドブルは、迷信深いベッテルを差し置いて、今週末の鈴鹿のタイトル獲得記念に特別デザインのキャップとTシャツを作らせたという。