フェラーリのフェルナンド・アロンソは、鈴鹿サーキットで行われた日本GPフリー走行1回目で、24周を周回してベストタイムは1分34秒372で4番手。フリー走行2回目では、33周を周回してベストタイムは1分32秒075で2番手になった。
フェルナンド・アロンソ
「今年はレッドブルを除いては、どのチームもサーキットによって浮き沈みが多かったよ。だから、例えば(前戦の)シンガポールよりもうまくやれたからといって、それほど驚くべきではないと思う。それに、今日はまだ金曜日だ。これまでにも初日はよかったのに、予選では5位以上になれなかったことがあったからね」
「実際のところ、2週間前(シンガポールGP)と比べてそれほど状況が変わっているとは思わないよ。特に僕たちのクルマはほとんど何も変わっていないからね。マクラーレンやレッドブルとうまく戦えることを期待しているけど、それほど簡単じゃないことも分かっている。言えることは、今日の感触はこれまでのレースよりも少しだけ勇気づけられるものだということだね」
「それに、心にとどめておかなくてはいけないのは、スタート時の位置とレース結果の順位がそれほど違わなかった以前のレースに比べれば、今のレースはかなりチャンスが広がっていること。戦略やタイヤの摩耗、DRS(可変リアウイングによる空気抵抗低減システム)といったものが、レースを予測不能にしているし、見せ場を生み出している。例えば、ここ(鈴鹿)でも以前よりも多くの追い抜きが見られることになると思うよ」