ハイメ・アルグエルスアリ、ベッテルとの交錯を説明

2011年10月15日(土)

トロ・ロッソのハイメ・アルグエルスアリは、韓国インターナショナル・サーキットで行われた韓国GPフリー走行3回目で20周を周回して、ベストタイムは1分39秒851で12番手。予選では、1分38秒315を記録して11番手になった。

ハイメ・アルグエルスアリ
「チームにとっていい予選結果だと言えるね。雨が降ってぬれた路面でクルマの感触が良かった昨日に続いて、しっかり仕事をしたよ。鈴鹿(日本GP)から取り入れた改良をより深く理解できてきて、きちんと生かせてきている。長距離を走ったときも思ったほどタイヤの性能が低下しなかったから、これには勇気付けられた。だから、明日も僕たちにとっては、タイヤが問題なることはないだろうね」

「いいレースをできると思うから、コンストラクターズ選手権(チームランキング)でザウバーに近づけるだけのポイントを取れるよう願っているよ。ザウバーは、僕たちよりも後ろから決勝をスタートするしね」

「ベッテル(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)との一件に関しては、何が起きたかはっきりしている。僕は長距離を走っていて、ベッテルは速いペースで走っていた。だから、僕は彼を前に行かせたんだ。そうしたらベッテルがミスをして、また僕の後ろにまわった」

「僕はすでに1回ベッテルを前に行かせていたから、自分の走りを優先して攻めたよ。何度も同じドライバーを前に行かせることなんかできない。彼のためにもう一度道を譲ればベッテルも楽だっただろうけれど、僕にもデータを集めるためにやるべきことがあるんだ。昨日の雨のせいで、路面が乾いた状態では、長距離の走りに関して何の情報もなかったからね。申し訳ないとは思うけれど、あの件に関する僕の意見は以上だよ」

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