トロ・ロッソのセバスチャン・ブエミは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われたアブダビGPを13番手からスタートしたものの、油圧系統にトラブルが発生したため、リタイアとなった。
セバスチャン・ブエミ
「今日は油圧システムからオイルが漏れてしまい、リタイアに追い込まれた。パワーステアリングがおかしくなったとき問題に気づいたんだ。油圧によって制御されているパーツだからね。その後はギアチェンジもできなくなり、ピットに戻ってリタイアするしか手がなかったんだ」
「このトラブルが生じるまでは良い走りをしていたから、本当に残念だよ。ちょうどディ・レスタ(ポール・ディ・レスタ/フォース・インディア)を追い抜いて、これからシューマッハ(ミハエル・シューマッハ/メルセデスGP)とスーティル(エイドリアン・スーティル/フォース・インディア)に挑もうというところだったんだ。うまくいっていれば7位から9位の間でゴールできていたはずさ」
「ポイント獲得のチャンスは残り1戦しかない。ブラジルGP(27日決勝)では有終の美を飾りたいね」