2010年に続いてF1チャンピオンになったセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、落ち着いたオフシーズンを過ごしたいと願っている。
シーズンオフ恒例となっている各種カテゴリーのトップドライバーを集めたイベント「レース・オブ・チャンピオンズ」に今年も出場したベッテル。『SID通信』の記者は、2010年の初タイトル獲得後、マスコミ対応やスポンサー行事が忙しくて大変だったとベッテルが打ち明けるのを聞き逃さなかった。
「(タイトルを獲得してから)最初の数日、数週間はすごく忙しかった」
「それでも、僕らは去年から学んだよ。去年はストレスたまりまくりだったから、今年はもっとうまくやりたい」
近々の予定は「ガチガチに」詰まっているというベッテルだが、クリスマス近辺は「静か」になるという。なんと、休暇中の予定さえ決めていないそうだ。
19戦にわたる2011年F1を終えた翌週、ベッテルはこんなことを言っていた。「飛行機に乗る気がしないんだ。1年中あちこちを飛び回っていたから、家でのんびり充電するよ」