来季、20年連続F1レギュラー参戦を目指すルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)だが、本人によると、今も成否の結果待ちだという。
既にウィリアムズは、資金潤沢なパストール・マルドナードの来季残留を発表。過去2シーズンにわたってバリチェロが温めてきた、もう一方のシートについては、まだ可能性を探っている状態だ。
マルドナードの新チームメートには今季限りでフォース・インディアを放出されるエイドリアン・スーティルが最有力と言われるなか、クリスマス直前には、今年後半をロータス・ルノーGPで戦ったブルーノ・セナがチーム本拠地を訪れたとの話も伝えられている。
バリチェロは、23日(木)にツイッターで次のようにつぶやいた。「イギリスから今、戻ったところ。ウィリアムズからの吉報を待ちながら、これから休暇だ」
326戦という史上最多F1参戦記録を持つバリチェロ。ブラジルのF1情報ウェブサイト『TotalRace.com.br』へ、次のように語っている。
「引退する気は、さらさらない。なんとしても20年連続F1参戦を達成したい。大きなチームが僕を雇わないとも限らないからね。僕のF1は、まだまだ終わらないよ」
「F1への情熱や渇望は、まだ失っちゃいない。今はひと休みといったところだけれど、何としても走り続けるつもりだよ」