フォース・インディアにナレイン・カーティケヤンの居場所なし

2011年01月09日（日）

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インド人ドライバーが今年のF1を走ることになって「うれしい」という、ビジェイ・マリヤ。しかし、フォース・インディアにとって、ナレイン・カーティケヤンと契約するには「タイミングが悪かった」ようだ。

10月には初のインドGPが開かれる。カーティケヤンの2011年F1復帰によって、地元ドライバーが母国レースのグリッドにつくことになるわけだが、マシンはマリヤが所有するフォース・インディアではない。

「ナレインがHRT（ヒスパニア・レーシング）からF1にカムバックできてうれしいよ。来たるシーズンの活躍を祈っている。初開催のグランプリにインドのチームとドライバーが出るんだから、国としても誇らしい」とマリヤは語る。

カーティケヤンともうひとりのインド人ドライバー、カルン・チャンドックは、たまにシルバーストンに本拠を置くフォース・インディアとの関係を取りざたされたが、今まで同チームが起用してきたのは、もっぱらヨーロッパ系のドライバーだ。

マルヤは次のように明かす。「ナレインとはある期間、復帰について話し合った。ところが今のチーム状態は、そのタイミングではなかったんだ」

2011年はドイツ人のエイドリアン・スーティルがフォース・インディアに残留、チームメートの座にはスコットランド出身のルーキー、ポール・ディ・レスタが収まり、ニコ・ヒュルケンベルグがサードドライバーになると思われる。

「チームは目下、ドライバーのラインアップを決めているところだ。どうなるか、とても楽しみだよ」とマリヤはコメントしている。

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